川崎市幸区で棟板金が飛んでしまったとお問い合わせを頂きました。築13年、今まで何もなかった方が不思議なくらいだと住宅の劣化を多少なりとも感じられているようでした。また近いうちに塗装工事を検討されていたようで工事をするのであれば1度でまとめてやってしまいたいと考えますよね。
他の棟板金に補修の必要があればしっかり直してから塗装工事に入る必要があります。まず飛散してしまった部分に関しては下地の貫板が傷んでいるようでしたのでまとめて取り替えます。ほかの部分はというと外れてはいませんが大きく浮いてしまっていますので強風にあおられると危険ですね。
棟板金が浮く原因として釘の劣化です。釘は鉄ですので雨で錆び、だんだんと抜けてきてしまいます。下地が傷んでいない場合はSUSビスで固定し直せますが、固定できない場合は貫板から交換です。 塗装をする前に確認する事があります。まずは雨漏りの有無、雨漏りを起こしている場合は塗装で止まることはなく、屋根工事が必要です。雨漏りしていない場合でも屋根が塗装で蘇る程の劣化かです。塗装をしてもすぐに剥がれてしまうような場合、塗装工事は行えませんので屋根材自体の工事をご提案いたします。
塗装工事の際にも補修は行いますが、棟板金の継ぎ目はコーキングでしっかり防水施工をします。コーキングも経年により劣化しますので定期的なメンテナンスは必要不可欠です。棟板金を貫板から取替、素地の出てしまっている屋根材を塗装で保護してあげたいと思います。ちなみに棟板金の補修にかかる費用は火災保険で補えますので、費用の面でお困りの方もお気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2021年06月17日時点での費用となります。
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