「屋根からスレート瓦が落ちてきた」と市原市にお住まいのお客様からご相談を受けました。お客様がおっしゃるには「自分では屋根の上を確認することができず、どのような状態になっているか、とても不安」とのことです。いきなり、ご自宅の屋根から屋根材が落ちてきたら、ビックリしてしまいますよね。
立派な一戸建てのお住まいです。築年数は丁度10年とお聞きしました。一見、問題はなさそうに見えます。お客様は「10年なので、そろそろメンテナンス時期かな」と思われていた矢先、屋根からスレート瓦(コロニアル・カラーベスト)が落ちてきたそうです。「もう少し、もう少しだけなら大丈夫」とお考えになることは誰でも一緒です。現在の日本の住宅は平均で60年近くの耐用年数があると言われています。もちろん、メンテナンスをしっかりすることが前提です。
破損個所はすぐに分かりました。スレート瓦の破損です。スレート瓦は表面の塗装(化粧)のおかげで防水を保っています。塗装面は薄い膜で、長年の雨風等でだんだん風化してきて、次第になくなってきます。塗膜がなくなると基材の部分が露出して、クラックなどが入ってくることがあります。クラックが入ると、そこから雨水が染み込んでいくので、雨漏れの要因になります。クラックが大きくなると写真のような割れや、破損を生じます。屋根の状態は確認しづらく、屋根材が落下してきてから気がつく方も多いのです。10年というと一区切りですが、その前に早めのメンテナンスした方がより耐用年数を伸ばすことができる場合もあります。程度にもよりますが、悪くなってからだと回復させるのにも手間がかかりますし、限度もあります。長持ちしない屋根塗装を避けるたいですよね。
幸いにもスレートの欠けは一箇所のみで、端の部分が小さく欠けている状態でした。断面から雨水が染みていかないよう、欠片を接着し、補修してあげれば問題ありません。それよりも屋根塗装を早目にやってあげなければいけない時期に来ていることの方が重要です。これ以上の経年劣化が進行する前にメンテナンスしてあげてください。でしょう。今がご判断の正念場です。外壁はリシンの吹き付けでした。屋根と外壁の耐用年数が違うため日頃、目に付く場所だけで判断してしまうのは危険な行為です。悪くなって来る場所は環境や立地によって変わるからです。無料の点検をご依頼いただければ、調査と点検にお伺いし、最適なご提案をご案内いたします。
記事内に記載されている金額は2021年06月11日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。