外壁塗装で使う塗料の分類にはさまざまなものがあります。水性と溶剤、シリコン・フッ素といったバインダーでの区分、その中でも今回は親水性と疎水性(撥水)で分けてみました。ナノコンポジットWは親水性の塗膜であり、外壁が汚れてしまっても雨水が汚れの下に入りこむので、セルフクリーニングできるという優れものです。
まずはメーカーからいただいたサンプルの塗り板を用意しました。ナノコンポジットWは艶消しなので、マットな感じで写真に収まっております。比較用の塗料はシリコングレードの艶有りタイプで撥水性タイプです。
それぞれに霧吹きで水をかけてみますと… ナノコンポジットWの方は水玉にならず横にベタっと拡がった感じになります。接触角(塗膜と水の角度)も小さめです。一方、撥水性のある塗料は塗膜の上で拡がらず、水玉上になります。接触角も大きめです。ナノコンポジットWの方は水が拡がっていくので「拡張ぬれ」と呼ばれます。親水性の特徴です。 ナノコンポジットWではこのように雨水が拡張していきながら汚れの下に入り込み、洗い流していくのです。マットな色が好みで、外壁塗装後、お住まいのキレイを長く保ちたいという方におススメです。
記事内に記載されている金額は2021年05月28日時点での費用となります。
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