お住まいの外装リフォームというと外壁塗装や屋根塗装が一般的ですが、他にも必ずメンテナンスしないといけない部分があります。ベランダやバルコニーです。2階建てや3階建てのお住まいの場合、ほとんどがベランダやバルコニーを備えているでしょう。実はこの部分、お住まいの中でも特に傷みやすい部分なのです。
●傷みやすい理由
1.水捌けが悪い構造をしている
ベランダやバルコニーの床はほぼ平らです。もちろん、排水を考えてなだらかな勾配がつけられていますが、ごく僅かです。また、四方を壁面に囲まれているため、極めて水が溜まりやすい構造と言えるでしょう。
2.わりと手荒に扱われている
ベランダやバルコニーに観葉植物を置かれている方も多いと思います。観葉植物が植えられ、土が入った植木鉢は結構な重量物です。引きずって移動させたり、台風で倒れたりすると、防水層にダメージを与えてしまうことも少なくありません。また、砂埃などが溜まりやすい場所でもあります。その状態で人間が歩行すると… 床表面にやすりをかけているのと同じ状態ですよね。
傷みが進むと雨漏りへと繋がります。ベランダやバルコニーが雨漏りの原因となっているケースは少なくないのです。
雨漏りがはじまってしまった場合、表面を撤去して再度、防水層を作り直す工事が必要になります。傷みが軽微の場合、表面にトップコートを塗布するだけで済むことがほとんどです。屋根塗装や外壁塗装を行うのであれば、ベランダやバルコニーの防水工事もぜひ、ご検討ください。
記事内に記載されている金額は2021年06月09日時点での費用となります。
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