本日ご紹介いたしますのは三鷹市で行った外壁塗装です。塗装工事といえば塗料を塗る作業とすぐにわかりますが、実際は塗る作業の前に様々な工程があるのです。
外壁塗装を行うには、ほとんどの場合足場を架設いたします。足場を架設することで高所でも安全に作業を行うことができ、さらに作業効率もあがります。お住まいの形状や立地条件に合わせて現地で資材を組み上げるので、この組み方が悪いと効率の悪い工事になりかねません。 左写真が足場を架設し、さらにその周りにメッシュシートを設置したものです。メッシュシートは工事によって飛散する塗料やホコリなどで近隣を汚さないために設置します。お車にもシートをかけることも可能ですので、お気軽にスタッフにお伝えください。右写真は足場の内部から見たものですが、結構複雑に足場が組まれていることがお分かりいただけると思います。
外壁の汚れや苔の発生が目立つ場合はバイオ洗浄を行います。バイオ洗浄とは、専用の洗剤を吹き付けることで微生物を除去する作業です。写真ではちょっと分かりにくいかもしれませんが、ノズルの先端から洗剤を噴射しています。洗剤というと、ペットや観葉植物などに影響があるのでは? と心配になりますが、植物性の洗剤ですのでご安心ください。 苔や藻は根を張るので、高圧洗浄だけでは根こそぎ落とせない場合があります。もし根が残った状態で塗装をすると塗料を養分にして苔などが生える場合がありますので注意が必要です。
続いてバイオ洗浄で浮いた汚れや苔を高圧洗浄で洗い流します。高圧洗浄は約15Mpaもの高圧水流なので、窓ガラスや傷みが出ている部位を洗浄すると破損させてしまいます。そのため洗浄する部分によって水圧を調整しながら行うので、ノズルを操作する人と水圧を調整する人の2人で作業を行います。 バイオ洗浄や高圧洗浄は塗装工事の下地処理と呼ばれる工程です。仮にこの作業をせずに塗装をした場合、汚れや苔の上に塗膜が乗る形になります。塗り上がりは殆どわかりませんが、厳密には塗料が下地に密着していないため数年で塗膜が剥がれたりひび割れを起こすことになります。せっかく塗装をしても、これでは意味がありません。また、長持ちする塗料を使っても下地処理がだめではその効果は期待できないのです。工期を短縮させるために、下地処理をおろそかにしている業者もありますので、他社と比較して極端に工期が短い場合は注意しましょう。外壁塗装センターでは工事の内容をしっかりとご説明いたしますし、不明な点も分かり易くお伝えするように心がけております。
記事内に記載されている金額は2021年06月07日時点での費用となります。
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