以前、世田谷区の屋根塗装前の点検をご紹介いたしましたが、本日はその後行った屋根塗装工事の足場架設と高圧洗浄の様子をご紹介いたします。
足場は屋根リフォームでは必須です。高所での作業になりますので、安全かつ効率よく作業を進めるために最初に行う工程になります。
足場の資材はばらした状態でトラックで搬入します(左写真)。これらの資材を使って足場を組み上げます。まずは配置する大体の場所に資材を置いておきます(右写真)。
足場を組む際に、出入りがある箇所や窓などを考慮し、できるだけ生活に支障がないように架設します。また、屋根の上に足場を設置する場合は、そのままでは屋根を傷付けてしまいますので、サポート材を使います。
この足場は工事スタッフが使うだけでなく、施工後にお施主様に施工箇所を確認してもらうためにも使用します。
足場の架設が終わると、それを囲むようにメッシュシートを設置します。メッシュシートはこの後行う高圧洗浄や、塗装時の塗料の飛散などで近隣を汚さないために設置します。他にも、風によって塗装面にホコリが付着するのを防ぐなどの利点もあります。
こちらは高圧洗浄の様子です。約15Mpaの高圧水流によって屋根に付着している汚れや苔、さらには古くなって浮いた塗膜なども洗い流します。かなりの高圧ですので、ひびなどが入っているスレート付近を洗浄する場合は水圧を弱めて行います。
高圧洗浄は塗装前には必ず行う作業です。高圧洗浄をしないと汚れなどの異物の上に塗料を塗ることになります。そうすると下地には直接塗料が付きませんので、塗料が浮いたような感じになり、塗装後すぐに剥がれたりひび割れを起こしたりしてしまいます。他社と比較して工期が極端に短いなどの場合は、このような下地処理をしっかりやっていない可能性があります。しかも、塗り上がりの見た目では下地処理が問題なく行われていたのか判断が難しいです。業者を選ぶときは各工程についてしっかりと説明してくれる業者を選ぶように心がけましょう。
記事内に記載されている金額は2021年06月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。