先日に引き続き北区で行った外装リフォームのご紹介です。 点検では外壁の汚れやクラック、屋根には苔の発生がしておりましたので、クラック補修と外壁、さらに屋根の塗装を今回行います。
工事を安全かつ効率よく進めるために、塗装工事では足場の架設を行います。足場資材を搬入し、現場でお住まいの形状や立地条件に合わせて組み上げます。点検時に懸念していた近隣との境界にあまりスペースがなかったことですが、右写真のように足場を架設しております。足場架設が終わると、その周りにメッシュシートを設置し、工事による塗料などの飛散で周囲を汚さないようにします。ちなみに足場の架設は一般住宅ですと1日で終わりますが、集合住宅や工場といった大きな建物になると数日かけて行います。
続いて高圧洗浄を行います。高圧洗浄とは約15Mpaの高圧水流によって苔や汚れを洗い流す作業です。かなりの高圧ですので、塗装時に不要となる古くなって浮いた塗膜も一緒に洗い流します。左写真は屋根の高圧洗浄ですが、行った箇所は苔が取り除かれていることがお分かりいただけるでしょうか? そして右写真は外壁の高圧洗浄です。点検時にはうっすらと汚れていたように見えた外壁ですが、高圧水流を当てた箇所の水がだいぶ濁っていますね。このことから、外壁が見た目以上に汚れていたことが分かります。
高圧洗浄のビフォーアフターです。左写真が洗浄前の屋根です。沢山の苔が生えて元の屋根の色が分からないくらいですが、高圧洗浄を行うと苔が取り除かれ、さらに古い塗膜も除去されたので屋根が白っぽくなっていますね。これはスレートの化粧面が劣化して、下地が見えているため、このように白く見えるのです。 塗装工事では高圧洗浄は必須です。もし高圧洗浄をせずに塗装をしたらどうなるでしょうか? ここまで記事をご覧いただければ、その答えはお分かりいただけると思いますが、苔や汚れ、剥がれかかった古い塗膜の上から新しい塗料を塗ることになります。すると下地と塗料の間に異物が挟まる形になり、塗装後、数ヶ月程度で塗装にひび割れが出たり剥がれたりしてしまいます。しっかりと高圧洗浄を行い、下地を整えておくことが耐久性のある塗膜を作る上ではとても重要になるのです。
記事内に記載されている金額は2021年06月08日時点での費用となります。
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