君津市の築100年経つ蔵の全面改修工事をしています。ようやく出来上がりが見えてきました。今回は室内塗装で、お客様のご要望どうりのお部屋に仕上げていきます。
サッシも入れ替えたのですが、蔵はもともと土壁でしたので壁の厚みが大きく、室内の壁との距離がありすぎて、メーカーでは商品の設定がありませんでした。タモ材を加工して窓を取り付けています。木目調の風合いを尊重したいとのことで、無塗装で保護材としてニスで仕上げております。保護材を塗装しないとサッシ廻りということもあり雨だれの後や直射日光の影響で、しばらくすると消えない跡などが残ってしまいます。
二階には大きな曲がり梁が二本もあり、ほぼ同じ曲がりをしています。築100年ということで、当時は電動工具もなく、人力で加工したのでしょう。しかもこのようなほぼ同じ曲がり方をした木材を良く見つけたものです。隠してしまうのはもったいないので、塗装仕上げをして残すことにしました。お部屋の空間を少々邪魔してしまうことなると思いますが、現在でもこのような梁を探したり、作成するのは難しいということもあり、インテリアとしても役立ってもらいます。
一階は床下地を設置する前にIPエコロ(備長炭)と言う特殊な塗料を土間部分に塗装しました。IPエコロは備長炭塗料として湿気の除去や脱臭効果が期待できます。床の湿気が化粧床に上がってこないようにして、抗菌効果によりカビの発生を低下させます。一般住宅のベタ基礎などにシーラーを塗布してからIPエコロを塗装すると床下の湿気調整やカビなどの増殖を防いでくれるので、悪臭などの予防になります。塗装するだけで効果を発揮しますので、床下の心配をしている方などには、もってこいの塗料です。
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記事内に記載されている金額は2021年05月25日時点での費用となります。
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