先日のブログに耐候形1種について触れましたので、本日も耐候形について書きたいと思います。耐候形は耐候形1種、耐候形2種、耐候形3種と3段階に分かれており、塗膜の耐候性を表しています。1種が最高で、促進耐候性試験において、2500時間経過後、つやの保持率が80%以上であることが必要です。これを現実の時間に置き換えますと、約10年間に相当します。照りつける紫外線や降り注ぐ雨に10年間耐えられるというわけです。
塗装面となる下地や環境にもよりますが、この耐候形1種の塗料で外壁塗装しますと、次の塗り替えの目安は約10年後となるわけです。
これに対して耐候形2種では、促進耐候性試験において、1200時間経過後、つやの保持率が80%以上になります。耐候形3種になると、その半分の600時間です。それぞれ、現実の時間に置き換えますと約5年間、約3年間です。塗料の値段はこの耐候形に比例し、一般的に長持ちするほど効果になります。
3年や5年で塗り替えというと、ちょっとせわしない感じがしませんか。外壁塗装には足場も必要ですし、窓を開けたりできませんから、普段の生活よりちょっぴり不便になります。また、足場の架設代金もそれなりにしますので、10年に1回より3年ごと、5年ごとでは不経済になってしまいます。
私たちはライフサイクルコストを考えて、耐候形1種の塗料をお勧めしています。
記事内に記載されている金額は2021年06月11日時点での費用となります。
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