屋根塗装と外壁塗装をするとお住まいのほぼ全体を塗り替えることになりますが、塗り替えない部分もあります。窓枠などのアルミでできた部分です。ホームセンターなどで手に入る塗料などにはアルミサッシを塗れると記載されているものもありますし、塗装業者によっては「塗れる」というところもあります。いったい、どちらが本当なのでしょうか。
結論から申し上げますと「塗れないことはないが、耐用年数に疑問が残る」ということです。ほとんどの窓は開閉する可動部分ですので、窓枠などに接触し、絶えず擦られます。外壁などとは使用環境が違うので、それだけでも耐用年数に影響がでそうです。それに実はアルミサッシにも塗装はしてあります。ちょっと特殊な塗装なので、お住まいの塗り替えのような塗装はアルミサッシとってベストではないのです。
●アルミサッシは電着塗装されていた アルミサッシは工場で塗装されてから出荷されます。その塗装方法は電着塗装と呼ばれるもので、簡単にいうと「塗料にアルミサッシを付けて電気を流し、塗装する」ことになります。この電着塗装によって塗られたアルミの耐用年数は25~40年と言われています。とても長持ちですね。 この電着塗装は塗膜が均一になり、非常に強い防食性が得られます。身近なところでは自動車や電車などの塗装に用いられています。屋外の場合、お住まいと自動車・電車の環境は一緒ですが、自動車と電車の場合はそれにある程度のスピードで移動するといった過酷さが付きまといます。電着塗装でなければアルミサッシの強靭な耐候性は実現できないのです。
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