外壁塗装や屋根塗装は下塗り・中塗り・上塗りと計3回塗るのが基本ですが、それぞれの工程にも手順があることをご存知でしょうか。ただ単に塗っていくのではなく、順序を守って仕事を進めていかになければ綺麗な仕上がりとはならないのです。
一般的なお住まいを塗装する場合、ローラーと刷毛で塗っていくことはご存知だと思います。それぞれ、ローラーは面積の広い部分、刷毛は面積の狭い部分に用います。このうち、刷毛を使って狭い部分や細かい部分を先に塗ることを「ダメ込み」と言います。ダメとはもちろん「駄目」のことで、本来であれば塗装されていなくてはならない部分なのに塗られていなかったりする施工不良のことです。この駄目が出ないように「塗り込む」から「ダメ込み」と呼ばれているようです。
外壁などの入り隅やサイディングの凹んだ部分、スレート屋根などの重なりや凹んだ部分など塗りにくい部分は塗り残してしまわないよう、刷毛で最初に塗ってしまいます。これは下塗り・中塗り・上塗り、どの工程でも同じです。最初に塗ってしまえば、色が変わりますので塗り残しが発生しにくくなるからです。綺麗に効率よく仕上げるためには塗る順序にも気をつける必要があるのです。
このテクニック、DIYで家具を塗る時や床にワックスを塗る時、お車のワックスがけなどにも使えるのではないでしょうか。ぜひ、ご活用ください。
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