かつてはお住まいの外壁として広く使用されていたモルタルですが、現在では大分少なくなりました。さて、そのモルタルですが、コンクリートと似ていますよね。さらに言えばセメントも似ている気がします。モルタル、コンクリート、セメントの違いは何なのでしょうか。材料と成分を較べてみましょう。
●モルタル 重量比でセメント1:砂2~セメント1:砂3を混合し、水を加えて練り合わせたもの 前述した外壁の他、工程が複雑で、仕上材や目地材として使われます。外壁材として使用した場合、サイディングのように継ぎ目がない、ジョイントがない、暑くならないなどのメリットがありますが、完成までの日数が長い、クラック(ひび)が発生しやすいというデメリットから使われることは少なくなりました。モルタルが乾燥したら外壁塗装を行います。
●コンクリート セメント、砂、砂利を混合し、水を加えて練り合わせたもの それぞれの配合率は用途によって変わる 配合率に違いがあるものの、砂利が加わっただけなのですね。両方にセメントが用いられていることにも驚きです。セメントは接着剤の役割を担っています。 街中を見れば分かるようにモルタルは外壁、コンクリートは橋梁やビルなど大型の建築物に使われています。モルタルはコンクリートよりも高価ですが、強度が低く、大きな建物の構造体に用いられることはありません。コンクリートというと打ちっ放しの外壁がカッコイイのですが、そのままでは汚れやすく劣化も進みます。近年では打ちっ放し感が失われないようなコート剤を塗装したり、塗り替えすることがほとんどです。
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