外壁塗装工事で悪徳業者の手口として挙げられるのが「塗料の規定以上の希釈」です。水性なら水、溶剤系ならシンナーで薄めて水増ししてしまえば、それだけ多くの面積も塗れますし、材料費も浮かせることができます。悪徳業者の被害に遭わないためにも前もって正確な希釈率を知っておくことは有効です。
ローラー・刷毛塗りの場合0~5% 吹き付け(エアレススプレー)は0~10%
希釈率や濃度は通常、重量比で計算されます。子供の頃に習った食塩水の濃度問題と一緒です。
●人気の外壁塗装用低汚染塗料「クリーンマイルドSi」の希釈率
ローラー・刷毛塗りの場合0~5% 吹き付け(エアレススプレー)は0~10%
規定以上に薄められた塗料で恐ろしいのは塗り替え直後には分からないということです。隠蔽性(下地を覆い隠すこと)も変わりませんし、色や艶も正常なものと較べても差はありません。差が出てくるのはある程度、時間が経過してからなのです。
メジャーな塗料メーカーはホームページでなどで各塗料について様々な情報を調べることができます。しかし、塗料店によってはオリジナル塗料を薦めてくることもあるでしょう。オリジナル塗料が良いか悪いかはさておき、厄介なのがホームページでは詳細な情報が得られない場合が多いことです。その場合は施工マニュアルを見せてもらうようにしましょう。
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