お住まいの外壁塗装では吹き付け塗装とローラーで手塗りする2つの方法があります。この塗り方の違いによる優劣がよく議論されるのですが、弊社の見解をハッキリさせておきたいと思います。
●塗膜の性能はほぼ同じ
ローラーを推す業者は「ローラーの方が塗膜を厚くできるので、寿命が長い」とよく言います。確かに拭き付けでは塗料が霧状になっていますし、ローラーはそのまま塗料を付けて塗るので塗膜が厚くなりそうなイメージはあります。しかし、塗膜は適正な厚さが決められており、それ以上に厚くても意味がないのです。逆にひび割れが膨れの原因にもなりえます。また吹き付けで塗膜が薄いのであれば、重ね塗りをすればよいだけの話です。手間がかかって人件費がかかってしまいそうですが、吹き付けは施工スピードが早い(ローラーの3倍という話もあります)ので金額面でもさほど違わないはずです。
●最大の違いはエコさ
吹き付けの最大の弱点はローラーよりも飛散しやすいところです。住宅が密接しているところでは使いづらいのです。また、この飛散量もかなりのものなりにあり、一説では約20%が無駄になっているという話もあります。ローラーでも塗料が垂れたりしますが、そこまで無駄にはならないでしょう。
両方ともメリット・デメリットがあるということです。弊社では一般的なお住まいの場合、飛散などで近隣にご迷惑をかけないようローラー塗りを基本としています。雨戸など形状が複雑な部分は吹き付け塗装をしています。ちなみに某ハウスメーカーの吹き付けガンにはメトロノームがついており、それにあわせて塗っていくのだそうです。
記事内に記載されている金額は2021年06月09日時点での費用となります。
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