DIYや模型作りで自分で塗装したことがある方で「刷毛の跡が残ってうまく塗れない」という経験をしたことはないでしょうか。お住まいの外壁塗装・屋根塗装についても同様のことが起こりえます。刷毛の跡(刷毛目)やローラーの跡は技術的な問題だけじゃなく、塗料の性質によるところも大きいのです。刷毛の跡(刷毛目)やローラーの跡の残りやすさを「レベリング性」といいます。
●レベリング性が高い塗料は跡が残りにくい レベリング性が高い塗料は塗った直後はローラー跡が残っていても乾燥が進むにつれ、凸凹が少なくなり平坦に近づいていきます。反対にレベリング性が低い塗料は凸凹が残ったまま乾燥していきます。 塗り方や仕上げによって求められるレベリング性は変わりますので一概にどちらが良いとは言えないのですが、一般的なお住まいに一般的な塗装をする場合、塗り跡が出にくいレベリング性が高い塗料が好まれます。
●刷毛の跡やローラーの跡は塗料の粘性と表面張力によって発生する 塗った面に塗装用具の跡が残ってしまうのは塗料の粘性と表面張力が原因です。このため、各メーカーでは塗料に表面調整剤を配合し、レベリング性を調整しています。また、表面張力は下地の材質にも左右されるため、塗料によっては専用下塗り材が推奨されていることもあります。塗装面の凹凸は艶にも影響します。凹凸よりも平坦な方がピカピカの艶がでますので、レベリング性が高い塗料をお勧めします。
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