金属の大敵にである錆、その錆の原因は水分であると言われています。現在は錆止め塗料なんてものもありますから、錆をしっかりと落として塗布すれば、その進行をかなり遅くすることができます。さて、その錆止め塗料ですがさまざまなものがあり、油性の他、水性のものもあります。水性… 錆を発生させる原因とされている水分が含まれたもので塗っても大丈夫なのでしょうか。かなり、不思議ですよね。
結論から言いますと、水性の錆止め塗料を塗っても錆を酷くしてしまうことはありません。しっかりとケレンをして錆を落としてから塗ってあげれば、錆の進行を遅くするという性能をきっちりと発揮してくれます。水性だからといって心配することはないのです。
簡単に錆のメカニズムを説明しますと、水に触れることが錆の原因ではなく、水に触れたことによって電子の移動が起こることが本当の理由なのです。普通の水より、塩水の方が電気を通しやすいので、海水は錆びやすいのです。例えば、純水に金属をつけておいてもなかなか錆が発生しづらいことはよく知られています。これは水の中に電子を移動させる物質がほぼ存在しないからです。水性の錆止め塗料はこうした工夫がなされていますので水性であっても問題ないのです。もちろん、乾燥した後も錆の原因となる電子の移動を極力抑えるようになっています。
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