本日ご紹介いたしますのは大田区で行った屋根リフォーム(屋根塗装)の事前点検です。
「長年メンテナンスしておらず苔が発生してしまった」とご相談をお受けし、今回のリフォームにいたりました。
まずは屋根全体を見てみます。屋根に黄色っぽいものが部分的に付着しているのがお分かりいただけるでしょうか(左写真)? これが苔になります。苔は根を張るので、このまま放置すれば屋根材を傷める原因になります。また、苔が生えた部分は水捌けも悪いのでしっかり取り除くとともに、塗装を行って屋根材を保護する必要があります。棟においては釘がところどころで浮いている箇所がありました(右写真)。
漆喰もぼろぼろと剥がれています(左写真)。漆喰が完全に剥がれて中の土が見えている箇所もあります(右写真)。このような状態では棟が崩れたり曲がったりする危険性があります。
一階部分の屋根も大屋根と同様に苔が発生しています。特に北側の日当たりが悪い方が多く生えておりますので、滑らないように気をつけて点検を行いました。
今回の点検から、屋根塗装と漆喰補修をご提案させていただきました。
「瓦はメンテナンスフリーではないの?」と思われますが、和瓦とは違いセメント瓦やコンクリート瓦では定期的に塗装を行う必要があります。もし塗装をせず、そのまま放置すると塗膜が劣化し、その下のカラースラリー層、さらに下の基材までもが傷んでしまいます。そうなると塗装では対応できなくなってしまう場合もあります。屋根材の特性を理解し、その上でメンテナンス時期を考えるようにしましょう。
記事内に記載されている金額は2021年06月14日時点での費用となります。
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