前回点検に伺いました富津市の現場です。現在雨漏りに悩まされているということで再調査です。 防水工事や塗装工事も提案させて頂きますが雨水はいたるところに侵入しているようです。
1階の上の庇部分です。庇は本来上で雨を受け、底には垂れないということが普通であり役割です。 しかし底が錆びています。現在雨水が壁の内部を侵している考えもありますが庇を設置している鉄部にも水が回っている可能性があります。
ガラスブロック部分は室内階段を囲っています。目地が欠けている箇所もありますので雨漏りの可能性は高いですが、 笠木の鉄部もすっかり錆びて腐食している状態です。目地部分の改修をしたとしても鉄部の腐食が進んでしまったらそこからの 雨の侵入は十分に考えられます。
屋上からガラスブロックを見下ろしている様子です。上部も剥げ錆が進行し穴が開いています。鉄部の補修には塗装で行う場合もありますが ケレン作業で鉄部が崩れてしまうかもしれません。 これ以上鉄部の腐食を防ぐために金属でのカバー工法をすることを提案いたします。 防水工事で雨漏りを止めることも重要ですが、ガラスブロック部分は目地と鉄部で形を保っているような状態ですので 鉄部はカバー工法で雨を避け、目地にはシリコンコーキングで雨の侵入防止と耐久性を上げる必要があります。 全体的な改修工事になってしまいますが、お客様の要望をしっかり聞きながら工事について進めていきたいと思います!
記事内に記載されている金額は2021年06月02日時点での費用となります。
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