先日に引き続き、豊島区の外装リフォームの事前調査の様子をお伝えいたします。本日は屋根の点検を行い、不具合の洗い出しから最適なご提案をさせていただきます。
屋根の北側には苔が生えています(左写真)。スレート自体は灰色ですが、苔は黄色っぽくなっている箇所になります。北側の屋根は日当たりが悪く、水捌けが悪く苔が発生しやすいのですが、問題はスレート表面の塗膜が劣化していることです。塗膜が傷んでくると防藻効果がだんだん失われていきます。すると藻や苔、カビなどの微生物が発生し易くなりますので、それらの状態が見られた場合は屋根塗装を検討する必要があります。
北側に対して南側は苔はあまり生えていません。しかし、見るからに光沢もなく色褪せしていますので、屋根塗装の時期であることは間違いありません。
棟板金も色褪せしています(左写真)。板金表面の塗膜が傷むと錆の発生や腐食が進みます。放置すれば穴が空き、雨漏りに発展するので早めにメンテナンスをしておきましょう。
一階の屋根には雨水が流れた跡がありました(右写真)。排水が上手く機能しておらず、雨樋からではなく屋根を伝ってこのような跡をつけていることが分かります。
雨樋には土砂が堆積し、植物の発生が随所に見られました(左写真)。これでは排水が機能しません。それに対して集水器の周辺は土砂などはないことから、集水器まで上手く雨水が流れていないことが伺えます。雨樋からオーバーフローした雨水は外壁を伝って流れるので、汚れが付着したり、劣化を早める原因になりますので雨樋の清掃も必須といえます。
屋根の調査結果から、スレートの塗膜劣化が見られたものの、スレート自体はしっかりしていましたので屋根塗装をご提案させていただきました。また、雨樋清掃も合わせて行い、屋根の機能の正常化を図りたいと思います。
記事内に記載されている金額は2021年06月10日時点での費用となります。
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