黒は日光をよく吸収する色として知られています。反対に白は日光を反射する色として知られています。遮熱塗料も白に近い色の方が日射反射率が高く、効率が良いことが分かっています。屋根や外壁は経年で汚れていき、黒くなっていくわけですが、日射反射率はどの程度、落ちてしまうのでしょうか。
●人気の屋根塗装遮熱塗料サーモアイシリーズの場合
塗り替え後、12~13ヶ月以降は性能低下せず、90%以上を保持
サーモアイシリーズはサーモアイSiの他、様々なものがラインナップされています。どの製品も驚くべきことに塗り替え後12~13ヶ月後までは日射反射率が低下していきますが、その後は低下しないのです。そればかりか逆に日射反射率がアップしている製品もあるのです。細かい汚れが堆積し、体積が増した分だけ雨水の抵抗となり、流されやすくなった等の理由があるのでしょう。
●下塗りでも赤外線を反射するから性能が低下しづらい
サーモアイシリーズは専用の下塗り材、シーラーやプライマーが用意されており、その下塗り層でも日光(赤外線)を反射します。つまり、表面が汚れてしまっても、その影響は限定されるというわけです。こうした塗料メーカーの工夫にはやはり頭が下がります。
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