市川市で外壁塗装のお見積り依頼を頂きました。築年数が経ちサイディングが傷んできたようだが、このまま塗装をすることは可能かというご相談でした。
少し回ってみるとサイディング外壁の塗膜が剥がれている箇所が多々見られました。既に剥がれている部分の周りも少し手で触る事でボロボロ剥がれてしまいそうです。 サイディングの劣化症状としてチョーキング(白亜化)が有名ですよね。塗膜が白い粉状になり手に白く付着してしまう事ですが、チョーキングを放置していると塗膜の浮き、剥がれが見られるようになります。 この状態であっても高圧洗浄で既存の塗膜をしっかり落とし下地処理を行う事で塗装メンテナンスをすることは可能です!
塗膜の劣化が及ぼす影響は美観だけではありません。線上の跡はサイディングに亀裂が入りコーキングで補修を行ったようです。補修もしていなければもっと状態が悪くなっていたことでしょう! 気になる点は塗膜だけではありません。外壁塗装の前には必ず確認させて頂きますが、目地のコーキングです。玄関下に隙間が見られますが、コーキングが肉痩せし隙間が生じてしまっています。
バルコニーにもコーキングによる隙間が見られますが、コーキングは防水、つまり雨水の侵入を防ぐために充填されています。隙間があることで雨漏りの可能性がグンと上がってしまいます。 塗装工事の際にはしっかりコーキングの打替を行い雨漏りの心配を無くすことが大変重要です‼ 外壁と合わせ木部の破風板にも塗膜の劣化が見られます。外壁と同じくしっかり塗装をし、木部の腐食を防止しましょう!
記事内に記載されている金額は2021年05月31日時点での費用となります。
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