本日ご紹介いたしますのは新宿区で行った屋根塗装の事前調査です。 数年前にソーラーパネルを設置したそうですが、その時には屋根のメンテナンスは行っていなかったということです。
お住まいの全景写真です(左写真)。地上から見ても屋根の変色が分かるほどです。屋根に上ってみると南側の屋根にはソーラーパネルが設置されています(右写真)。これらの設置業者は屋根のメンテナンスに関しては専門外だったりするため、ソーラーパネル設置後、数年で補修が必要になるということがあります。ですので本来であれば屋根の状態を点検し、塗装などのリフォームを行ってから設置することが望ましいです。
屋根材の色褪せが目立ちます(左写真)。また、北側の日当たりが悪い部分では苔が生えており、大変滑りやすい状態になっていました(右写真)。色褪せも苔の発生も塗装のサインです。このままでは屋根材自体が傷んでしまいますので、早めに塗装した方が良いでしょう。
棟板金の釘の浮きが随所で見られました(左写真)。だいぶ錆も出ているので、釘が浮いてから随分長い年数放置されていたのでしょう。釘が浮いてしまえば、当然棟板金をしっかり固定できません。そのため板金の方も浮いてしまっています(右写真)。 今回の点検から、屋根塗装と棟板金交換をご提案させていただきました。ソーラーパネルを設置している屋根の塗装は、場合によっては一度取り外して行わなければなりません。そうなると余計な時間や費用がかかるのは言うまでもありません。まずは屋根の点検を専門業者にお願いすることがその後のトラブル防止になるでしょう。
記事内に記載されている金額は2021年06月15日時点での費用となります。
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