先日ご紹介した杉並区の屋根調査に引き続き、本日はその後行った屋根リフォームをご紹介いたします。
残念ながら強風で飛散してしまった棟板金の補修の様子は写真に納められませんでした。ですので、その後の工程になる屋根塗装をご紹介いたします。
塗装を行う前に、まずは高圧洗浄で屋根に付着した汚れや古くなって浮いた塗膜を洗い流します。
今回は塗膜の剥がれが目立っており、高圧洗浄だけでは塗膜が取り除けませんでした。そこで、へら(左写真)やマジックロン(右写真)を使って下地を整えます(ケレンともいいます)。
下地調整が終わり、続いて縁切りを行います。縁切りとは屋根材同士が重なっている部分に適度な隙間を作る作業です。これを行わずに塗装をすると、屋根材同士が密着し、内部の水分が篭ってしまいます。また、毛細管現象によって内部に雨水を引き込み、雨漏りに繋がる危険もあります。
外壁塗装センターでは縁切りにタスペーサーを使用します。写真のように屋根材の重なり部にタスペーサーを挿しこみ、隙間を作ります。
縁切りが終わると、ようやく塗装の工程に入ります。
塗装は下塗り、中塗り、上塗りと3回の重ね塗りを行います。そうして完成したものが右写真です。いかがでしょうか? 塗膜が剥がれていた屋根でも、屋根塗装を行えば、まるで新築のような輝きを取り戻します。飛散した棟板金も補修を行っておりますので、屋根の不安はこれで解消されました。
屋根塗装を行うことで、元の景観を戻すという理由もありますが、何より保護機能の回復というのが大きいです。塗料は経年と共に劣化していきますので、定期的に塗り替えを行っていく必要があります。外壁塗装センターでは、工事後の定期点検も行っておりますので、今後のメンテナンスもお任せください!
記事内に記載されている金額は2021年06月12日時点での費用となります。
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