本日ご紹介いたしますのは霧除け庇の塗装です。使用する塗料は錆止めにハイポンファインデクロと、ファインウレタンを重ね塗りで使用いたします。外壁塗装を行う場合、ほとんどが付随する箇所も一緒に塗装を行います。例えば破風板だったり雨戸だったりと、塗る箇所によって使用する塗料も変わってきますが、今回は霧除け庇を塗装する塗料についてご紹介したいと思います。
これから塗装を行う霧除け庇です(左写真)。ご覧の通り、だいぶ年数が経っていることや、金属でできていることから錆なども発生しています。まずはお住まい全体を高圧洗浄しますので、この部分も一緒に洗浄して汚れや浮いた錆などを洗い流します。
実はこのような金属部を塗装する時にケレンという作業が発生します。ケレンとは紙やすりや研磨用たわしを使って塗装面の錆などを取り除く作業で、これを怠ると塗装が下地と密着しないため短期間で剥がれてしまったりします。下塗りで使用するハイポンファインデクロのメーカーページでも白錆び除去は必須としっかり書かれております。
ケレンを行えば、いよいよ塗装に入ることができます。ハイポンファインデクロは1液タイプですので、硬化剤などを混ぜずに使えます。錆止め塗料ですので、金属の腐食を抑えることでできますが、下塗りだけでは長持ちしないのでこの上から重ね塗りを行います。
重ね塗りにはファインウレタンU100を使っていきます。下塗り塗料のハイポンファインデクロとファインウレタンはどちらもニッペ(日本ペイント)の塗料です。下塗り材と上塗り材には相性があるので、できるだけ同じメーカーの物を使うと安心です。
下塗りは白い塗料でしたが中塗りと上塗りはチョコの塗料を使って白い外壁とメリハリをつけます。上塗りが完了すれば庇の塗装は完了となります。外壁塗装センターではお住まいの細部まで、その部位に適した塗装を行っております。これから外壁の塗り替えをご検討されている方は点検・お見積り無料ですのでお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月25日時点での費用となります。
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