江戸川区のお客様より外壁塗装のお見積り調査依頼を頂戴いたしました。築20年近くで、一度も塗装は行ったことが無いとの事前情報です。塗装の際には必ず行わなければならない素地の調整があります。外壁の種類によっても変わっては来ますが、今回お伺いさせていただくのはサイディングの外壁のお客様です。心配される部分はサイディングやサッシ廻りの目地の劣化状況です。もちろん外壁の割れや反りなども無いかしっかりと調査をして行きます。
外壁の塗膜は経年劣化によってチョーキング(白亜化)を起こしております。これはもう塗り替えのタイミングです。塗膜の一部も日当たりのよい方角は剥離をしておりました。釘頭を隠したタッチアップもすっかり取れてしまっています。
日当たりの悪い方角も確認をいたしますが、意外なほど苔の発生はしておりませんでした。ほんのうっすらと苔は発生していますがお分かりになるでしょうか?外壁面の浮きや反りも全体を確認してまわりましたがありませんでした。当時の施工が非常にしっかりとしていたのが想像できます。躯体がしっかりとしていればあとは表面的な部分のメンテナンスを定期的におこなってあげることで家屋を長持ちさせてあげることが可能となります。
シャッターボックスなどの付帯部はさすがに劣化感が隠せません。塗装の際はしっかり塗膜で保護をしてあげるとともに美観的にも気を付けたい部分です。心配な目地廻りです。相当ひび割れを起こしております。こちらはせっかく全体の状況が悪くありませんので今後のメンテナンスの為にも増し打ちではなく、打ちかえを行ってあげたいものです。
記事内に記載されている金額は2021年06月16日時点での費用となります。
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