東京では紅葉の季節を迎え、イチョウの木の葉が道一杯にまるで黄色の絨毯の様です。落ち葉掃除が大変だなぁと現実に戻ってしまいますが街の色合いが夕暮れなんて最高にキレイです。さて話は本題に戻しますが、屋根塗装=遮熱塗料というのがもうすっかりスタンダード化して参りましたね。その中でもブログでよく紹介させていただいているのがニッペのサーモアイシリーズです。現在、江東区のお客様の屋根外壁塗装を行わせていただいておりますが、もちろんサーモアイで屋根塗装を行っています。サーモアイシーリーズと書きましたがサーモアイにもグレードというか種類があるのは皆さんもご存じでは無いでしょうか。よく使用されるのはサーモアイSiという二液形のシリコングレードの物ですよね。昨今は外壁塗料の高対候化が進んできておりお客様もそういった塗料をご希望されることが多くなってまいりました。そうなると、屋根塗装の寿命と外壁塗装との寿命のバランスがとりにくくなってきますね。そこでサーモアイシリーズには四フッ化フッ素樹脂のサーモアイ4Fというグレードがあります。この塗料はサーモアイシリーズのなかでも最高の耐候性を有しているんです。そのサーモアイ4Fをつかって屋根塗装を行っています。サーモアイシリーズは高日射反射塗料と言われるように日射を反射させることで太陽光線を熱に変換させない仕組みです。ですから反射が長期にわたって落ちないものが高対候と言えるのですね。あとはみなさん気になるのは色のことではないでしょうか?いくら遮熱塗料とはいえやはり濃いめの色は全日射反射率は落ちてしまいます。淡い色のほうがより反射率は高くなりますので理論的には熱の発生を抑えることが出来るのは夏の洋服のいろなどでも体験済みですね。
サーモアイ4FでもサーモアイSiでもまずは洗浄からですね。しっかりと屋根の汚れと苔などを洗い流してから施工が始まります。点検時でも数か所あったコロニアルのヒビワレは厚めに補修を行います。都市部の住宅は日射の兼ね合いや敷地の関係で急勾配の片流れの屋根形状も多いですね。すると部屋の中は大抵、屋根なりに天井が貼られています。暑さを感じるのもこのようなことが一因にあるのではないでしょうか。遮熱塗料で少しでも涼しくは時代と住まいのニーズなのかもしれません。
サーモアイシリーズは専用下塗り塗料のサーモアイシーラーを使用します。これはコロニアルなどの化粧スレート用で鋼板屋根にはサーモアイプライマーという別の下塗り塗料を使用します。どちらとも下塗り塗料から遮熱性を持っています。これがニッペのいう「W反射」という事です。
下塗りがおわるといよいよ中塗り・上塗りとなります。江東区のお客様は更なる遮熱性のためにクールホワイトをお選びになりました。クールホワイト色はサーモアイの40色のレパートリーの中でも最も反射率が高い色になります。近赤外線の反射率を示す近赤外日射反射率は87.8%、太陽光線すべての反射率を指す全日射反射率も91%と高い反射率をほこります。
熱を反射するのは室内温度の低減だけでなく屋根材にもやさしいと言えます。来年の夏が楽しみですね。
記事内に記載されている金額は2021年05月27日時点での費用となります。
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