本日は江東区のお住まいで行った外壁塗装の目地コーキングの交換をご紹介いたします。コーキング材といえば、お住まいの補修で様々なところで使われますが、サイティングボードの場合は継ぎ目の部分には必須と言える部材です。サイディングボードの目地は、お住まいの温度変化などによる伸縮に追従するため、弾性のあるコーキングで防水処理を行っております。しかし、コーキングの耐用年数をすぎると弾性は失われ、ひび割れなどを引き起こします。
交換する前の目地の様子です(左写真)。ご覧のようにコーキングが古くなっており、痩せてサイディングボードとの間に隙間が発生しています。こうなると、水分がここから内部に入り込みサイディングを内側から傷みを進めることになります。サイディングの表面は塗装などで保護できますが、内側はメンテナンスができないため、内側からの劣化は避けなければなりません。また、侵入した雨水により屋内のシミやクロス剥がれなどを引き起こすことにもなります。
目地コーキングの交換は、まず古いコーキングを取り除き、清掃してからコーキングを密着させるためのプライマーを塗布します(右写真)。
続いてコーキングを目地に注入します。使用するのは「MSシーラントNB」というコーキング材です。コーキング剤にもさまざまな種類がありますが、この上から塗装も行いますのでノンブリードタイプのものを使用します。ちなみにブリードとはコーキングの材料(配合物)が表面に浮いてくる現象のことです。ブリードが出ると、その上から塗装をしてもベタつきが出たり、しわが寄ってしまったりなどで綺麗に塗装できません。ですが、ノンブリードタイプであればその心配はありません。
コーキングを目地に注入した後、表面を整えれば完了です。写真は目地のコーキング交換が完了し、その上から塗装(下塗り)を行ったところです。いかがでしょうか?コーキングの上の塗装面も綺麗な状態であることがお判りいただけるでしょう。
コーキングの耐用年数は外壁塗装に使われる塗料よりも短いものが多いです。ですので、外壁の塗膜は問題なくても目地コーキングは寿命を迎えている場合もあります。気になる方は点検、お見積もり無料の外壁塗装センターまでお気軽にご連絡ください。
記事内に記載されている金額は2021年05月25日時点での費用となります。
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