本日ご紹介いたしますのは、渋谷区で行った外装工事の事前調査です。 外壁にひび割れがあるということと、建物も年数が経ってきたことが気になって調査のご依頼という運びになりました。
まずは外壁から見ていきます。北側の外壁は日当たりが悪いということもあり、苔が生えています(左写真)。右写真は問題視されていました外壁のひび割れです。このようなひび割れが随所で確認されました。また、塗膜も劣化しておりチョーキング(白亜化)という塗料の粉化が見られました。
木部を保護するための塗膜が殆ど剥がれてしまっています。左写真は二階の窓付近で右写真は庇部分の木部です。木部によって水分は大敵なのは言うまでもありません。これでは水分の影響で傷みが進行してしまいます。
続いて屋根の状態を見てみます。左写真が大屋根ですが、見ての通りだいぶ色褪せています。右写真は一階部分の屋根ですが、こちらは色褪せと苔の発生が見られます。屋根材自体には割れや欠けなどは見られませんでしたので、塗装を行えば元の綺麗な景観を取り戻すことができるでしょう。 今回の点検から、外壁塗装及び屋根塗装をご提案させていただきました。 塗装のタイミングはお住まいの築年数や前回塗装を行った時期からも判断できます。定期的に塗装を行うことでお住まいの調寿命化にも繋がりますので、不具合が無くとも年数が経っている場合は点検を受けてみることとをお奨めいたします。
記事内に記載されている金額は2021年06月16日時点での費用となります。
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