先日ご紹介させていただきました目黒区の屋根塗装事前点検に引き続き、本日は実際の工事の様子をお伝えしたいと思います。
屋根でも外壁でも長年蓄積した汚れの上にそのまま塗装することはありません。まずは塗装面の汚れや苔などを高圧洗浄によって洗い流します(左写真)。約15Mpaもの高圧水流ですので、古くなって浮いた塗膜も一緒に取り除くことができます。高圧洗浄後の屋根は、余計なものが洗われたことで下地が露出した白い部分が目立っています(右写真)。
縁切りという、屋根材同士が塗装で密着しないように隙間を作る作業を行い、それが終わってようやく塗装の工程に入ります。
下塗りにはマイルドシーラーを使います(左写真)。シーラーを塗布することで塗装面が塗料を吸い込むのを防ぎ、塗装ムラを防ぐ役割があります。また、塗料と塗装面を密着させる働きもあるので、剥がれにくい塗装を作ることができます。
下塗りに続いて中塗り、上塗りはルーフマイルドSiを使用します(右写真)。この工程から屋根が着色され、ご希望のお色へと変化していきます。
上塗りが終わると屋根塗装が竣工となります。
それではビフォーアフターをご覧ください。
左写真がこれから塗装を行う屋根で、右写真は塗装後になります。塗装前は見るからに経年を感じさせる雰囲気ですが、塗装後は、まるで新築のような輝きを放っていますね! 使用した塗料「ルーフマイルドSi」は8年保証が付いています。工事後は、1ヶ月、1年、隔年とお住まいの点検を実施させていただきますので、今後もお付き合いの程、宜しくお願いいたします。
記事内に記載されている金額は2021年06月11日時点での費用となります。
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