年末、大掃除をされている住宅が多く見られますね。年を越す前に外装を綺麗にしたい!と屋根外壁塗装工事をされているお客様も間に合うか!とハラハラしているのではないでしょうか!相模原市中央区では無事に屋根塗装・外壁塗装工事が終わりましたのでゆっくりと施工状況を説明させて頂きたいと思います。
屋根外壁は塗装前には必ず高圧洗浄で付着している汚れや苔を落としていきます。乾燥後の屋根が左写真になりますが、白く見えているのは汚れではなく屋根材の素地がむき出しになっているんです。スレート屋根は経年により塗膜の性能が薄れ吸水、苔の付着と屋根材の反りや浮きを発生させ急速にボロボロにさせてしまいます。だからそうなる前に屋根塗装をし、屋根材の耐久性を維持させることが重要なんです。
塗装の際によく見かけるのは棟板金の釘浮きや屋根材のヒビです。塗装前に下地の処理をしておくことで屋根材の思わぬ事故を阻止するだけでなく、綺麗に仕上げることが出来ます。下地処理をした後にようやく下塗りを行いますので塗装前に意外と多くの工程が入っていることに驚く方もいらっしゃいます。
下塗り完了後です。このまま仕上げ塗装!には入らずに一工程入ります。スレート屋根は屋根材同士が密着することで毛細管現象で雨漏りを起こしてしまいます。塗装後に雨漏りが起きたとお問い合わせを頂く事がありますが、塗装の知識が足らないままに施工した結果です。縁切りという手段もありますが、意図的に確実な隙間を維持するためにタスペーサーの設置をしていきます。 ここまで終わりようやく希望色での塗装仕上げになっていきます。説明なしの施工業者に任せて後悔をしてしまう前に、塗るだけ、色を変えるだけ。という感覚を少し変え、下地処理の知識をぜひお客様自身にも持っていただけたらと思います!
記事内に記載されている金額は2021年05月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。