練馬区で行った外装リフォームですが、本日ご紹介いたしますのは屋根塗装の様子です。
点検時は苔の発生や色褪せが見られましたが、屋根塗装によってどのように変わるのかご覧ください。
まずは高圧洗浄を行います。高圧洗浄機(左写真)はJC-1513DXPというSEIWAの製品です。右写真は水圧計ですが、ご覧のように15Mpa程で洗浄を行います。水圧は調整するこができますので、傷みやすい箇所を洗浄する場合は水圧を弱めに調整します。
屋根の高圧洗浄の様子です。かなりの高圧で水を噴射するので、雨具を着用して作業を行います。この高圧洗浄によって苔や汚れ、さらに古くなって浮いた塗膜を洗い流します。
高圧洗浄後、屋根材のクラックを補修を行います。
これが終わってようやく塗装に入る…わけではありません。その前に大事な作業「縁切り」を行います。縁切りとは屋根材同士に適度な隙間を作ることです。これを行わずに塗装をすると、屋根材の下の水分の逃げ道がなくなります。また、毛細管現象によって雨水が内部に浸入し、雨漏りに繋がることもあります。
外壁塗装センターでは縁切りにタスペーサーを使用します。これを屋根材の重なり部分に挿入し、隙間を作ります。
縁切りが終わるといよいよ塗装に入ります。下塗り、中塗り、上塗りと重ね塗りによって仕上げます。
左写真は上塗りの様子で、右写真が塗装後になります。
いかがでしょうか? 苔の発生や色褪せがあった屋根とは思えないほど美しく仕上がりましたね!
屋根はお住まいの寿命を左右するといわれるほど大事な部分です。普段から状態を把握することは難しいと思いますので、定期的な点検で不具合の早期発見に努めましょう。
記事内に記載されている金額は2021年06月14日時点での費用となります。
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