荒川区のお客様から店舗を兼ねたモルタル外壁の塗装と波板トタン張りの外壁のリフォームのご相談を頂きましてお伺いさせていただきました。店舗部分は窓廻りなどの改修はされていらっしゃるようでレトロな雰囲気と現代風が上手く調和してなかなか素敵な雰囲気な建物です。外壁の汚れが目立つことと波板トタンがイマイチしっくりとしない、というオーナー様のご意向で波板部分には金属製のサイディングに貼り換えを行う工事をご提案させていただきました。モルタル外壁には特有のクラックや割れて欠損している部分も見受けられます。どこまで補修を行うかはご要望次第というところですがキレイにできれば、と考えております。
もともとは材木やさんだったとのお話でした。高い庇と腕木がその名残を感じさせます。木製のイメージの店舗のドアが印象的ですね。庇を含めて波板トタンが使用されています。塗装をされた形跡がありますがだいぶ年数を重ねている様です。オーナー様はこの辺りのイメージを替えたいご様子です。建物の東側にあたる面はモルタル仕上げの外壁ですがだいぶ年季を感じられます。霧除けの屋根からの雨垂れの筋が付いてしまっています。
細かく見てゆくとこの黒い汚れはカビの様です。淡色の壁の為目立ってしまっていますね。モルタル外壁の一部は欠けが生じています。塗装の際には補修を行って極力目立たないような処理を行う予定です。
表からは見えない部分ですがクラックが発生していました。塗装の下塗りのフィラーだけでは納まりきらない太さは有りそうです。適切な処置をして建物を守ってあげないといけないですね。先の震災で屋根は瓦屋根だったそうですが化粧スレートに葺き替えられておりました。その際に外壁の大きなクラックは補修をしたのでしょうか?コーキング処置をされたような跡が見受けられました。通常のシリコンのようなので下処理の際には要注意です。このままでは塗装がうまく乗りません。建物も大きいいので塗り替えと波板トタンからの金属サイディングへの変更でかなりの変化が出せると思われます。まずはイメージのシュミレーションを行いながら色や素材の確定を行って参ります。
記事内に記載されている金額は2021年06月02日時点での費用となります。
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