荒川区のお客様の外壁塗装工事を承っておりますが、本日は塗装の色の件に関してお打合せを行わせていただきました。カラーシミュレーションを複数作成してイメージに近いものをお選びいただき、そこから詳細に煮詰めていきます。今回、お役様のイメージに則ったカラーが「黒系」の色です。黒って真っ黒のイメージをもたれるかと思いますが、なかなかに奥が深い色なのです。各塗料メーカー共に標準色と言われる色には極端に濃い色は有りません。そのような場合で濃い色を作るにはどうしたらいいかと言いますとニットコウの標準塗装色の短冊から選んでゆくこととなります。これも塗料によっては濃くすることに限界が有ったりもしますのですべてが対応しているわけではありません。今回の黒に関して3パターンの黒を日本ペイントさんにお願いいたしましてA4サイズの色見本板を作成してもらいました。
シミュレーション前とシミュレーション後の写真です。「黒」をベースとした外観をイメージしています。庇の部分は金属製の軒天井を新たに作成する予定でシミュレーションしております。この「黒」のニュアンスがとても微妙です。
参考までに、左写真はH75-30B番です。色相区分はPB、Pはパープル、Bはブルーの色相を表します。よって青紫が入った「黒」と言えるでしょう。右の写真はHN-20番です。「黒」の中でも最も黒い色から3番目の濃さです。
最後はHN-30番です。「黒」の中では丁度中間くらいにあたる色合いです。光の当たり方、壁の素材などでも見え方はかなり変わります。標準色にないカラーにて塗装を行う際には色見本版で実際の外壁に重ねながらイメージをしてみるとより良い結果になると考えます。今回の塗料はパーフェクトトップのツヤなしにて作成してもらいました。外壁の色は温度とも関係性がありますので、遮熱塗料での施工も視野に入れて打ち合わせを進めて参ります。
記事内に記載されている金額は2021年06月01日時点での費用となります。
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