葛飾区のお客様の外壁塗装を行っています。外壁塗装の前にはもちろん高圧洗浄を行って汚れなどを洗い流してあります。お客様の外壁はサイディングボードです。サイディングボードにはつなぎ目に通常、目地と言われる隙間があります。そこにウレタンやシリコンの防水の為シール材が封入されています。新築時のコーキングはそれほど耐久性の高いものがつかわれることは少なく大抵10年ほどで収縮して割れたり、切れたりしてしまいます。その為、塗装工事の際には打ちかえや場所によっては増し打ちと言われる作業を行います。
目地はこのような部分のことを言います。よく、コーキングが剥がれてしまって青いボンドブレーカーがむき出しになっている外壁を見ることがあります。ボンドブレーカーは二面接着の為に入っています。既存のコーキングを外す時に取れてしまった場合は同じように施工しなおします。サイディングの割れを防ぐためです。
全てのコーキングを撤去するとこんなにいっぱいになります。撤去した目地にはまたシーリングを施していきますので目地の横に余分なコーキングが付着しない様にマスキングを施してプライマーを塗布します。
使用するコーキングは超耐久のオートンイクシード15+です。柔軟性を長期にわたって保ってくれるうれしいコーキングです。少しコストはかかりますが長期耐久で考えればコスパは高いと思います。
オートンイクシード15+は通常のシーリング材よりも乾燥時間が少し長めです。そこを考慮に入れながらの工程組が必要です。外壁塗装の準備として養生作業を行っておきます。
外壁はサイディングボードとお話いたしましたが、さらっとしたものでは無く、ややリシンを吹いたような表面になっています。すこし平滑にしたいというお客様のご希望もあって下塗り材はサーフではなくフィラーを使用いたします。
下塗りのパーフェクトフィラーの塗り重ね乾燥時間は外気温度23度で4時間以上とメーカーで規定されています。保証をしっかりとお付けしている外壁塗装センターの工事ではメーカー基準をしっかりと守って施工をいたします。仕上げ塗料はパーフェクトトップを使用します。写真では分かりにくいですがツヤの調整を行ったものを使用しています。通常のツヤに対して3分ツヤというツヤの度合いです。色はメーカー標準色ではなくニットコウでお選びいただきました。茶系とオレンジ色が混ざったような色です。完成が楽しみですね。
記事内に記載されている金額は2021年05月31日時点での費用となります。
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