一般的に外壁塗装では下塗り(シーラー・プライマー)、中塗り、上塗りと塗料を塗り重ねて仕上げます。しっかりとした塗膜を形成し、長寿命化を図るためです。このことから考えると、塗膜が厚い方が長持ちしそうでさまざまなメリットがありそうです。しかし、塗膜が厚いと魅力が半減してしまう外壁もあります。ジョリパッドのように壁にわざとコテあとなどの模様を描いた場合です。塗膜が厚すぎると、その模様が埋もれてしまいますよね。ジョリパッドのような外壁には塗膜がある程度薄い方が綺麗に仕上がるのです。つまりはどんな場合でも、適材適所ということです。
ちなみに塗膜が厚いとお住まいの重量もそれだけ増すことになります。大きさが違うので比較になりませんが、ジャンボジェット機の塗装には600リットルもの塗料を使うそうです。その塗料が乾燥すると約200kgもの重さになるそうです(塗膜の暑さは0.1mmです)。ちなみにジャンボジェット機の耐用年数は約20年で、塗り替えは5年毎だそうですから、3回は塗り替えることになります。お住まいの外壁塗装は10~15年毎ですから、だいたい2~3回程度塗り替えることになります。
世の中には塗装されているものがたくさんあります。外壁塗装を考える上で、他のものの塗装も参考に考えてみるのも面白いと思います。
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