先日ご紹介いたしました豊島区の屋根点検ですが、本日はその後実施しました屋根塗装の様子をお伝えします。
塗装を行う前に必ず行うのが下地処理です。下地処理の一つとして高圧洗浄があります。高圧洗浄とは約15Mpaもの高圧水流によって屋根に付いた汚れや古くなって浮いた塗膜を洗い流す作業です。
右写真は高圧洗浄を行った後の屋根です。古い塗膜が剥がれて白っぽい下地が見えています。写真からも塗膜が剥がれやすい状態であったことがお分かりいただけるでしょう。
高圧洗浄後、下塗りを行います(左写真)。ここで使用するのは水系パワーシーラーⅡです。下塗りを行う目的は着色ではなく、この後に行う中塗りと上塗りをしっかりと下地に定着させることです。この工程を行わずに重ね塗りを行うと、完成時の見た目は問題ありませんが、数年後にひび割れや浮きが発生しやすくなります。
下塗りが終わって塗料が乾いた後、水系ナノシリコンで中塗りを行います。屋根が塗りあがっていくのは何度見ても気持ちが良いものですね!
中塗り後、さらに上塗りを行います(左写真)。塗料には正しい使用法があり、その手順にそって作業をすることで性能を発揮できます。塗料の重ね塗りの際、次の塗装までの時間を適切に取ることが大事ですが、工程を短縮するために適正時間に満たない時間で重ね塗りしている業者もいるようです。他社と比較して工程が短い場合は注意しましょう。
屋根だけでなく板金部も塗装し(右写真)、屋根全体をリフレッシュします。
上塗りが終われば屋根塗装は完了です。
それではビフォーアフターをご覧ください。左写真は塗装前で、右写真が塗装後になります。塗膜が剥がれていた屋根ですが、屋根塗装後はまるで新築のような輝きを取り戻しましたね! 外壁塗装センターでは保証が付いておりますので、工事後安心です。1ヶ月、1年、隔年と定期的に点検にお伺いいたしますので、今後のメンテナンスもお任せください!
記事内に記載されている金額は2021年06月10日時点での費用となります。
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