以前の記事で遮熱塗料の遮熱効果は色によって大きな差があると述べました。これは塗り替えてからの話なのですが、遮熱効果を左右するもう一つの原因が汚れです。汚れで何故、遮熱効果が低下しまうのかを簡単に説明します。
汚れのほとんどは煤煙や埃、砂の堆積によるものです。汚れが堆積していくと… どうなるかは分かりますよね。どんどん黒くなっていくのです。黒は日光を吸収する色なので、それだけ温度も上がることになります。下塗り層で日光を反射させるような塗料であったとしても、汚れた分だけ遮熱性能は低下します。今の日本は大気汚染も大分減りましたので、異常に屋根が汚れる地域はそうそうないと思われますが、一応考えておきたいポイントです。この先、石炭火力発電所の新設も検討されています(日本の石炭火力発電は世界最高レベルのクリーンさを誇ります)。
エコだからといって遮熱塗料に飛びつくことなく、低汚染などの塗料も選択肢に入れることが外壁塗装を成功させる秘訣です。どうしても遮熱塗料を使いたい場合、フッ素など汚れ難いものを選択する方法もあります。上の屋根塗装の写真はフッ素の遮熱塗料「サーモアイ4F」を塗布しているところです。
記事内に記載されている金額は2021年06月14日時点での費用となります。
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