日光を効率よく反射させることによって、屋根と室温の上昇を抑えるのが遮熱塗料です。さて、皆様もご存知かと思いますが、色には日光を良く吸収するものとしないものがございます。白は日光を吸収しにくく、黒は反対によく吸収します。夏場に白い服を着れば遮熱効果を得られます。
遮熱塗料にも同様のことが言え、同じメーカーの同じ塗料であっても、顔料(色)によって遮熱効果が違うのです。白に近い色ほど遮熱効果が高く、黒に近い色ほど遮熱効果が低くなります。白で屋根塗装した場合の遮熱効果を100とすると、黒で塗った場合はその半分以下になります。ちなみに一般的な塗料では20前後ですので、やはり遮熱効果は感じられます。
各メーカーでは濃い色でも遮熱効果を上げるための努力をしています。サーモアイやアレスクールなどではプライマーやシーラーなどの下塗り材でも日光を効率よく反射する専用品を使っています。
外壁塗装と屋根塗装、好みの色を取るか、遮熱性能を取るか、多いに悩みどころです。普段、屋根があまり見えないというお住まいでは思い切って、白に近い薄い色を選んでみても良いのではないでしょうか。
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