外壁塗装に使う塗料には1液型塗料と2つの液を混ぜて使う2液型塗料というものがあります。1液型塗料は封を開け、そのまま塗れますが、2液型はそうは行きません。2液型は塗料と硬化剤がセットになっており、これを決められた混合比率で混ぜて使うのです。2液型で塗料だけを塗っても、乾きません(固まりません)。硬化剤を加えて、塗料を固めるために化学反応を発生させるのです。
一旦、硬化剤を混ぜてしまった塗料は化学反応が進み、どんどん硬化していきますから、一定時間内に使い切らないと余った塗料は廃棄することになります。この一定時間を「可使時間」といい、気温が高ければ高いほどその時間は短くなります。中学校の理科で習った「化学反応は温度が高ければ高いほど、急速に進む」と同じ理屈です。
弊社でお客様にお選びいただいている2液型塗料に「ファインSi」があります。高耐候で低汚染、弾性と透湿性を備えた優れた塗料です。
小さい缶が硬化剤、大きい缶が塗料になります。これらを混ぜて、使います。
2液型塗料は1液型に較べ、高性能だと言われてきましたが、現在では1液型でも遜色ないものが登場しています。2液型は混ぜてしまえば、使い切るしかありませんが、混ぜなければ長期保管ができます。それに対して1液型の保管できる期間は短く、目安は半年~1年くらいになります。
記事内に記載されている金額は2021年06月12日時点での費用となります。
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