江戸川区のお客様より、屋根塗装のご依頼をお受けいたしました。スレートの屋根で、経年から苔の発生や変色が見られていることから塗装を行う運びになりました。スレートは耐用年数がありますので、ある程度年数が経つと割れたりして使えなくなります。スレートの耐用年数は環境やメンテナンスの頻度によっても変わり、屋根塗装をすることで長持ちさせることも可能ですが、逆に何もメンテナンスをしていないと著しく短い期間でだめになってしまうのです。
今からは塗装を行う屋根ですが、大分色がくすんでいるのが分かると思います。表面の塗膜も劣化してきているので、撥水効果もないため苔なども生えやすくなっている状態です。まず、屋根塗装ではこれらの苔や汚れなどを高圧洗浄で洗い流すことから始めます(右写真)。かなりの高圧水流ですので、壊れやすい箇所などを洗浄する時は水圧を弱める等、調整しながら作業を進めていきます。
下塗りにはサーモアイシーラーを使います。この下塗り材にも遮熱効果があり、この後に使うサーモアイSiと合わせて使うことで高い遮熱効果を発揮させることができます。
下塗り後に縁切り用のタスペーサーを屋根材と屋根材の間に挿入します(左写真)。縁切りをせずに屋根塗装をすると、屋根材同士が塗料で密着して閉塞します。それによって内部の湿気が籠ってしまったり、さらには毛細管現象で内部に水分を引き入れて雨漏りさせてしまうこともあります。
縁切りが終わると中塗り(右写真)、さらに仕上げとなる上塗りを行い屋根塗装は完了となります。元々は褐色の屋根でしたが、ダークブラウンの屋根になり落ち着いた雰囲気に変わりましたね!また、遮熱効果により、今のような夏の暑い時期はエアコンの稼働率を下げられるので、電気代の削減にもつながります。このように屋根塗装によってお住まいに付加機能を付けることも可能ですので、これから塗装をお考えの方は使用する塗料にもこだわってみてはいかがでしょうか?
記事内に記載されている金額は2017年07月25日時点での費用となります。
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