屋根・外壁塗装実施前に必ず確認しておかなければいけない項目
木更津市のお客様の屋根・外壁塗装の様子です。まず初めに塗装前に必ず高圧洗浄にてお家を洗浄して綺麗にいたします。15メガパスカル以上の高圧にて洗浄するので、今まで気がつかなかった、クラックなどが目視できるようになります。
外壁はスタッコ調のモルタル仕上げでした。表面に凹凸があり、クラックなどは確認がしづらいため、高圧洗浄後に確認します。お家ではクラックが出やすい場所と出にくい場所があります。建物には必ず開口部(窓など)があり、構造上面積の小さな壁があります。大きな面の壁と小さな面の壁の取り合いの場所などには良くクラックが入ります。特に開口場所の廻りをチェックすると良いでしょう。
特に大きいひび割れなどにはエポキシボンドなどが有効です。エポキシボンド樹脂の特徴として一般に市販されているボンドの中では一番硬く、耐熱性・耐水性に優れています。2液式の物が多く、2種類の物を混ぜることで化学反応にて硬化します。特にクラックの中でも構造クラックと言われる0.3ミリ以上の物に使用いたします。
今回は構造クラックでしたが、汚れなどで最初の確認段階では気づかない場所にありました。構造クラック以外ですとヘアークラックがあり、0.3ミリ未満でモルタルの表面上に現れるもの指します。モルタルが乾燥する段階によく現れるものですので、初期段階でのヘヤークラックはさほど心配いりません。
構造クラックは雨水の浸入の恐れがあるため、警戒が必要です。モルタル下地にはラス網と言う金網が貼ってあり、雨水の浸入などで劣化しやすく、モルタル外壁の滑落の恐れがあります。特に年数が経つと汚れやコケなどで確認しづらくなり、気がついた時には外壁を崩して直さなければいけないことになってしまう場合もありますので、気を付けましょう。
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記事内に記載されている金額は2017年10月04日時点での費用となります。
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