お家の外壁で最も主流となってきているサイディング。
今はほとんどの方はお住まいの壁がサイディングなのではないでしょうか。
サイディングの最も人気な理由として、「豊富なデザイン」「耐久性が高い」などがあげられています。
今回点検致しました、袖ケ浦市にお住まいの方のお家もおしゃれなサイディングでした。
そこで、本日はサイディングの主なメンテナンス方法をご紹介したいと思います。
サイディングにはメンテナンスが不要?
実は、サイディングにはメンテナンスが不要といった話があるそうなのです。そのため、中には「サイディングはメンテナンスがいらないから費用もかからない」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかしそれは全くの勘違いです。外壁材でメンテナンスが不要といったものはありません。必ずしもメンテナンスは必要になります。
サイディングのメンテナンス周期
サイディング外壁においてもっとも早く劣化していくのが、「シーリング」部分です。
シーリングは、サイディングの板と板の間やサッシと窓ガラスの間などをふさいでいる部分で、お住まいの気密性を高める役割を担っています。
ますシーリングの劣化症状には、ひび割れや破断、剥離などがあり、これらの補修は、劣化症状をみながら約5~10年周期を目安に考えることがお勧めです。
また、サイディングには、時間の経過とともに様々な劣化症状がみられるようになります。
主な劣化症状には、チョーキングや色褪せ、塗膜の剥がれ、カビやコケの発生が見られます。ちなみに、金属サイディングの場合は錆びも発生する場合があります。
外壁の塗り替えのタイミングは、塗り替え時に使用する塗料によって、次回のメンテナンス時期が変わります。
ちなみに、一番短いアクリル塗料ですと、約3~5年、長寿命な、無機やフッ素塗料では約15年ほどとなります。
外壁のサイディングの劣化が大きく進行している場合には、塗り替えではなく量ね貼りや張り替えと呼ばれる工事を行う場合もあります。
今回点検したお住まいのサイディングでは、軽いひび割れやコケなどの汚れ、シーリングの劣化が見られましたので、そろそろ塗装を考えておくことがお勧めです。
劣化を放置しすぎると雨漏りの原因にもなり、補修費用も高額になってきてしまいますので、そろそろ外壁の塗り替えの時期かなと思った場合は、一度点検を依頼してみてはいかがでしょうか。
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