台風で外壁が破損してしまったという木更津市のお客様の補修工事の様子をお伝えします。お家の破損してしまった外壁は窯業系のモエンサイディングでした。当時のサイディングは厚みが12ミリで、現在のサイデングの規格とは違います。現在の一般住宅用のサイデングの厚みは14ミリ以上になっています。
防耐火地区に指定されている地域は消防法によりサイデングの厚みが決まっており、一般地域では14ミリ以上からになります。
モエンサイデングには様々な種類をあります。
セメント系ですので、表面の塗膜が無くなると、水分を吸い込んでしまうため自然と強度が落ちてしまいます。お客様のお家はサイディングの釘穴から雨水が浸入し、下地が劣化してしまい、強風が弱くなったサイディングを剝がしてしまったようです。
お部屋には必ず窓があるはずです。窓のほとんどはアルミサッシで、錆びにくく劣化しにくい特徴があります。今回、外壁を剥がして解かったことがありました。サッシの廻りに水分を木部に触れさせないためのブチルテープ(防水シーラー)などが無く、窓廻りの下地に少々劣化が見られます。窓廻りの木部の劣化は修理するなると、お部屋の中までも直さなくてはいけなくなることが多々あるので、剥がした時に悪い場所が見つかり、幸いでした。
本来であれば、サイディング内部に入ってしまった雨水は防水紙により、それ以上の内部への浸入が遮断されます。お客様のお家はビニール系の防水紙で、経年劣化が原因で硬化した後、剥がれて穴が至る所に開いてしまっていました。
今回の防水には透湿防水シートのタイベックを使用しました。これで長い間水分は進入しないでしょう。タイベックは水分は通さないのですが、特殊加工に気体を通すことが出来るため、湿気などもこもらない優れものです。
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記事内に記載されている金額は2017年12月10日時点での費用となります。
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