本日のブログは江戸川区にお住いのお客様宅の屋根塗装の模様をお伝えしてみたいと思います。
築38年で13年前に瓦から葺き替え工事をしたとのことです。葺き替えた屋根材はガルバリウムになります。
ガルバリウムは非常に高耐久な素材になりますが、ガルバリウム自体に塗装が施してあるケースが多いため、表面の色褪せがおきてきた場合、塗装のメンテナンスが必要になってきます。
実際にご点検にお伺いし、屋根に上ります。
屋根材に触れてみます。チョーキング現象を起こしており、表面の塗膜が付着する状態でした。
この状態は防水機能が低下していますよ!という目安になります。ガルバリウム鋼板屋根の塗り替え時期は一般的に約10年~15年が目安と言われております。すぐに雨漏りに繋がることは考えにくいですが、葺き替えを行ってから13年が経過しておりますので塗装工事を行うには丁度良いタイミングになります。(ちなみに雨漏りをしている場合は塗装では直りません。)
ガルバリウムという素材は、アルミニウム55%、亜鉛43%、シリコン1.6%からなるアルミ亜鉛合金めっき鋼板の事を言います。もちろん金属屋根になりますので、太陽熱を吸収し熱を持ちやすい性質のため遮熱効果の高い塗料を使用して塗装を行います。
下記が塗替え時の様子になります。
『使用塗料』
サーモアイSi 色:クールブラウン
ガルバリウム鋼板にはメッキが施されているため表面がツルツルしています。このメッキこそが錆に強いと言われる理由の一つなのですが、表面がツルツルしていると塗料を密着させることができないため、目粗しという作業を行い、ツルツルしている表面をザラザラにしていきます。この作業を行うことで、塗料の密着が高まり、剥がれにくくしていくわけです。この下地調整こそが肝と言っても過言ではないほど、大切な工程になります。
そして専用の下塗りサーモアイシーラーを塗布し密着性をさらに高め、中塗り上塗り作業へと進んでいきます。
before・Afterと見比べてみてください!美しいブラウンの屋根に蘇りました。
頑丈で長持ちすると言われているガルバリウム鋼鈑も経年劣化によるチョーキング・錆などの発生は起こります。
錆の度合いにもよりますが、放置をしたままにすると塗装工事ができない場合もございますので、ガルバリウム鋼鈑の屋根は然るべき時期に塗装メンテナンスを行う事をお勧めいたします。
記事内に記載されている金額は2018年07月31日時点での費用となります。
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