今回、三軒のお家の外壁塗装工事を行うこととなりました。
この三軒のお家は住宅地にあり、隣家との距離があまりない状況です。
よく言われる狭小地の物件というものですね。
土地自体の広さの問題ではなく、実際の問題は隣家との距離がないため足場をかけるのが大変というところにあります。
特に今回のお家は屋根が外壁から出ているタイプのお家になるので、足場をかけていくと屋根につっかえてしまいます。
最初に足場を立てる時点から、屋根と屋根の間を狙って設置する必要がありました。
さらに今回のお家は屋根勾配が4.5寸だったので、安全のため屋根足場をかけました。
屋根足場は5寸を超える勾配の屋根の場合設置するものです。
足場搬入
足場を設置するためにトラックが搬入にきます。
今回は3軒分の足場を乗せてトラック2台が来ました。
お家の前にトラックを止めてもまだ車がすれ違える道路幅があったのと、それほど交通量が多いところではないので、交通整理は行いませんでした。
もし交通整理があるのならば、別途で交通整理費用がかかりますので、気をつけてください。
交通整理なくも出来ると思っていても、実際は必要になる場合もありますので、現地を一度見てもらうのがいいでしょう。
足場設置中
足場組み立て中です。上で書いたように隣地の隙間が狭いので、
足場設置も慎重に行う必要がありました。弊社で施工する場合は外壁面から隣地まで600mm離れていないといけません。
一番端にあるお家の方は隣が畑のために境界に擁壁が建っています。家と擁壁の間に余裕がないため擁壁の上に設置する必要があります。しかしこの擁壁は隣の畑の人の所有物のため設置する前に承諾を得る必要がありました。今回はお隣さんがお知り合いだったので許諾してもらえましたし、お話も円滑に進めることができました。
塗料搬入
塗料の搬入です。3軒分の塗料となると随分と多いですね。
今回使う塗料はシリコンとキシラデコールの2種類です。
普通の外壁部にはシリコン塗料を使用して、玄関の木部と木柵部分にはキシラデコールという浸透系塗料を使いました。
両方とも2度塗りで行いました。
今回施工の真ん中のお家はタイル貼りの部分があり、そこに塗料がついてしまうといけないので、その部分を覆うように養生も行いました。
足場完成
足場が組み終わったら、最後に全面にシートをかけます。塗料が飛んでご近所トラブルになるのを防ぎます。
2日間かけての足場設置の完了です。
ここから本来の塗装工事を行なっていきます。
記事内に記載されている金額は2017年09月16日時点での費用となります。
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