前回は、雨樋について報告しました。今回は本屋へ上るタラップの復旧及び1階サッシの雨戸復旧を報告します。
外壁の張替え工事では、この工事を終了すると外部足場の解体を残すのみと成ります。最後まで気を緩めずに施工を行います。
屋根タラップの復旧工事について報告します。写真左の様に屋根タラップは破風板の塗装工事のために横樋と同時に取り外しました。
又、現場のタラップは高価なステンレス材料で仕上がっているため、錆は一つも発生されておらず新品状態のままでしたので現状のまま復旧しました。
ステンレスタラップは高価な品物ですけれども、長い眼で見ると安い品物だとこう言う場面を見るといつも思いますね。タラップはぜひステンレス製を使ってください。
そして最後の復旧工事は1階履き出しサッシの雨戸の設置工事のみと成りました。復旧に当って撤去材料の検証をしています。材料の確認をするものの錆も無くそのまま戻しても大丈夫です。それと今回の撤去されている間にお施主様に洗っていただいてとても綺麗になっていました。
雨戸を設置復旧しています。2間間口の4枚建ちのため巾×高さは4.5m×1.8mとかなり大きくなっていますから、2人掛かりで作業を行っています。まずはサッシ部分の3方枠を取り付けその後に収納部の戸袋を取り付けます。
雨戸の復旧工事の中作業が止まってしまいました。外壁の厚みと下地のヤリカエを行った為、撤去したままの状態では収まらなくなってしまっていましたのです、どうしようか?と検討し、少し枠材料を加工して現状に対応する事と決定し、あらためて作業を進めます。
けっこう手間取ってしまいましたけれど、作業が終了し雨戸の復旧工事が完了しました。
しかし戸車にも潤滑油を塗布して雨戸を建て込みました、けれども思う様に雨戸が戸袋に収納できないのです、撤去前よりも滑りは良いものの上手く戸袋に納まらないのです。何度も繰り替えすものの部品の消耗が進んでいて戸車が動かないのです。
お施主様と相談し、部品を探して修理をするか検討するとの事とし、後日の宿題として復旧工事を終了しました。
記事内に記載されている金額は2017年10月05日時点での費用となります。
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