建築メーカーの定期点検後の提案「スレート瓦屋根は傷んでいるので今回は塗装以外の工事」 に疑問があり、点検依頼がありました。築30年で今まで2回の塗装工事をしている為、塗装で良い筈ですが剥離が起きているとのことです。過去の塗装のやり方に問題があったと思われるため、下地の調整を行い丁寧な塗装をすることでで大丈夫とお伝えしました。タスペーサーと雪止めの設置もお勧めしました。
過去二回塗装したスレート瓦の状態です。スレート瓦の場合、重なり部分は雨漏れしない様に塗装後にヘラ等で隙間を確保する必要があります。ここではその対策が出来ていないため、次回塗装時にタスペーサーを使用し隙間を確保した方が良いと思います。また、塗膜剥離が多くある為下地調整に注意が必要です。
屋根のトタンにサビや塗膜剥離が多く出ています。スレート瓦やモルタルなどと違い、トタンは表面温度の変化や水分などに弱いため5年位で塗り替えた方が良い材料です。こまめな塗り替えも大変ですが、長く劣化を防ぐ為にも錆止め材等を使い下地の調整は注意が必要です。
軒樋の化粧カバーが雪の重みで変形したと思われます。上部から見た様子ではヒビや割れている状況でないため、取り付けている金具の調整で多少の補正は可能と思われます。今後、この様な不具合が起きない様にスレート瓦に雪止めの取り付けが必要です。
記事内に記載されている金額は2019年01月23日時点での費用となります。
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