みなさんはALCという建材の名前をご存知ですか?ALCは一般的には軽量気泡コンクリートと呼ばれています。 商用ビルディングによく使われますが、住宅に使われる事もあります。 軽いコンクリートという位置づけで高層ビルなどには向いていますが、住宅で用いる事に関しては諸処の意見があります。 ただ言えますのは、ALCの建物の場合は雨漏りの箇所の特定が大変困難です。サイディング外壁での雨漏りは、主に目地からとなりますが、ALCの場合は吸水性が非常に高いのでクラックなどから雨漏りします。ALCは非常に多くの微細気泡がお互いに細い穴で繋がった構造となっていますので、毛細管現象によって細孔中に水がとても浸透しやすいのです。そのため、雨漏りの箇所を特定しようと調査する際に、可能性のある箇所が多くなってしまいます。 ALCを採用している旭化成のヘーベウハウスでは、外壁に3重の防水塗装を行いその欠点を補っています。またALCと断熱材の間に空気層を設けて、過剰な水分が抜けるように工夫しています。 特にALCの外壁の場合は塗装で守る事が大事です。一度外壁塗装センターの無料点検でぜひご確認ください!
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