大阪北部地震に続き西日本豪雨と自然災害が頻発しております。梅雨が明けたとはいえ台風の季節も訪れ、今後も自然災害への注意が必要です。災害により被災された方、現在お住まいに対してご不安を抱え自然災害への備えをしたい方。屋根・外壁についての点検はもちろん応急処置や補修とできる限り対応させていただいておりますので、「もしかして」と不安な方はご遠慮なくご連絡ください。
白い外壁と落ち着いた赤系屋根にレンガのアクセントを効かせた素敵なお宅が、T字路でよくみえる反面、屋根の汚れが目立ってきてお困りでした。点検させて頂くと、スレート屋根には、あまり見られない程の塗膜剥離が起きていました。外壁の汚れ、劣化も塗替え時期と考えられ、シーリング交換と共に、工事に至りました。
かなりひどい塗膜剥離が起きていました。原因は、前回塗装の不具合ではないかと思われます。
足場の組み立てが終わりいよいよ塗装と思われましたが‥‥。
大型台風が近づく事となり、きれいに張ったシートでしたが、ポールに巻き付け災害準備をしました。なんと一週間後には、もうひとつ台風がやって来た為、シート貼り直し、巻き付け、貼り直しとなりました。余分な作業と思うと辛いですが、台風の被害に見舞われないことが、最大優先です。心配でしたが、事なきを得て幸いでした。
屋根の塗膜剥離はひどい状態でしたが、水だけですが、高圧洗浄をしてみるとほとんど、前の塗料が剥がれ落ちてしまいました。予想を上回る落ちようで、慎重に考えた屋根塗料でしたが、下塗り材を含め、再検討をしてみました。
この胴差し(帯板)部分も洗浄すると劣化が目立ちます。個別に補修を施した後、塗装することとしました。
屋根の上塗り塗料は、日本ペイントのサーモアイSiをつかいました。
仕上げの塗装です。ニッペのサーモアイシリーズは遮熱効果が高く、2度目の下塗り材サーモアイシーラーと併せて、上塗りも2回行うためトリプル効果を発揮することとなります。
下塗り材を使って1回目の塗装です
アステックの超低汚染リファインMF-IRを使って中塗りが終わった状態です。
中塗りと同じ超低汚染リファインMF-IRで仕上げ塗りです
胴差しは補修し塗装しました
木製ベランダを塗り替えました
お客様から「前と同じ色調で」とのご要望を頂き、外壁は、アステックの白系ブロークンホワイト色 屋根は、日本ンペイントの赤系のクールマルーン色で塗り替えました。艶のあるきれいな仕上がりにお客様も大変喜んでいただけました。