千葉市のお客様から屋根外壁塗装の御見積り調査依頼を頂きました。もともとは雨樋の補修工事見積りからのきっかけです。雨樋が雪の影響で大きくゆがんでしまっていたのを調査していたところ外壁もだいぶチョーキング(白亜化)が進んでいてモルタル外壁であることもあってクラックも目立っていたため雨樋工事で足場を架ける必要があるなら同時に施工をされたらいいのでは?というご提案をさせて頂きました。確かに雨樋だけの工事の方が費用は当然安く済みますがいずれ近い将来に塗装工事も行わなくてはいけない状況であれば足場の架設分のいくらかでも得になる方が良いですよね。
二階の軒の樋がこんなにもひしゃげてしまっていました。屋根の面積も大きい事もあってでしょう。二階の軒先では工事には足場は必須となります。
せっかく上らせていただいたので他の部分も点検します。まずは樋のメーカーはタキロンでした。なかなか珍しい樋です。屋根から降りてグルット建物を拝見させていただきました。霧除け屋根の破風部分は木で出来ているようですが塗装が剥がれてきてしまっています。木は防水性を維持しておかないとすぐに腐食してしまいますので注意が必要です。
一番気になる部分はモルタル外壁のクラックです。盛り上がってはいないので爆裂は起こしていないようですが建物には外的な力が地震などでかかることがあります。そうなるとクラックが広がりかねなく、防水性に不安が出てしまいます。樋で足場を架ける分傷み始めている付帯部分や屋根、クラックが気になる外壁も補修と塗装を合わせて行うことをご提案させていただきました。
記事内に記載されている金額は2021年05月31日時点での費用となります。
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